地形にハマっても壁やオブジェクトをすり抜けてすんなり脱出。ゲーム開始直後にRoughin',it! Bedroll kitを入手したり、バグ?でどうやっても進まないクエストを強制的に進行させる事もできる。
そんな素敵なコンソールについての覚え書き。
※New Vegasを日本語化している場合、キーボード&マウス操作を有効にした状態で「F4」キーを押すとコンソールを起動できる。
※これ以外のコンソールの出し方やコマンド紹介は、Wiki(Fallout 3 Wiki JP 攻略情報/PC/コンソール)参照。
コンソールコマンドで何かを指定する際、BASE IDを頻繁に使用するが、気を付けなくてはならない点が二つある。
一つは「BASE IDの先頭2桁の値は2桁の16進数であり、MODのロードオーダーによって変動する値である」事。
Nexus等で「BASE ID:??123456」と表記される事があるのはこのため。
なお、ロードオーダーはFOMM等では「Mod index」と表記される。
もう一つは「BASE IDの先頭2桁の値は、FOMMやFNVEditといった外部ツールで確認した値と一致しない事が普通にある」事だ(配置してても読み込んでいないesp等を勘定に入れている?)。
「正しいBASE IDを指定してるのに、BASE IDが間違ってる言われてコンソールコマンドが動かないよ!」という場合、BASE IDだけでなくロードオーダーも確認する必要があると覚えればOK。
これらを踏まえた上で、BASE IDを確認する手段としては下記が挙げられる。
ここではLonesome Road の追加アイテム:Flare Gunを例に、コンソールでのアイテム入手方法を紹介する。
最初に、FNVEditでFlare GunのBASE ID(下図の赤枠内)を確認する。
FNVEditの時点では、Flare GunのBASE IDは"04004C4E"である事がわかる。
コンソールを開き、アイテムを入手するコマンド"player.additem 04004C4E 2"を入力。
が、そんなIDは無いよと怒られる。恐らくFNVEditで確認したロードオーダーが、実際にゲーム中で使用されている値とズレていると思われる。
そこで同じくLonesome Roadの追加アイテム、Arc Welderに対して"GetBaseObject "を実行すると、先頭2桁が"07"で始まっている事が分かった(下図の赤枠)。
ここでArc Welderを選んだ理由は「間違いなくLonesome Roadの追加アイテムである=Flare Gunとロードオーダーが同一である」事がわかっており、且つ入手も容易なためだ。
なお、Arc Welderをクリックした時に画面上部(下図の青枠)に表示される値はBASE IDではないので注意する!
"player.additem 07004C4E 2"と入力した結果、無事にFlare Gun を二丁入手できた。
同様の手順で"player.additem 0700cd51 1"と入力して、Roughin',it! Bedroll kitを入手したの図。
コンソールコマンド"player.removeperk [PerkのBASE ID]"で任意のPerkを忘れる事ができる。
MOD:More Perksで勝手に覚えてしまった"Jury Rigging"を忘れたかったので"player.removeperk 00165815"で対応した。
コンソールコマンド"setessential [NPCのBASE ID] 1"で、任意のNPCに不死属性(Essential)を付与する事ができる。
不死属性の付いたNPCはHPが0になっても気絶するだけで、少し時間経過すると復活するため商人等に使うと便利かも。尚、このコマンドの効果はゲームを終了しても継続する。
コンソールを開き、武器商人の姐さんをクリックして"GetBaseID"でBASE IDを取得。
そして"setessential 000e6675 1"を実行してコンソールを閉じる。
とりあえず頭を撃ち抜いても、気絶だけで済んでいるので不死属性の付与に成功した事がわかる。
ちなみにVault-BoyはPitt Gal Stats NVでリプレースしている。